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羽生結弦は言い訳なの？アンチ多いが北京からファンになった私の理由！

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スポーツ
2022.02.13

羽生選手のショートプログラム後のインタビューが言い訳みたいだと

話題になっています。

ファンも多いですが、アンチも多い羽生選手。

人気者の宿命とはいえ、アンチの方のコメントを見ると胸が痛いです。

なぜなら私はこのインタビューで羽生選手をもっと応援したくなったから！

羽生選手のコメントが言い訳だと言うアンチの方たちの言い分と、

羽生選手を応援するファンの方たちの言い分を見比べてみました。

私はこのショート後の必死のコメントを見て

改めて羽生選手を好きになったタイプですのでその理由も併せてお伝えしたいです。

追記：羽生選手、４位おめでとうございます！

４回転アクセル、世界初認定、おめでとうございます！

最後まで力強く感情を表現していく様子、本当に素晴らしかった。

冒頭の２回の失敗にもかかわらずあそこまで世界中の人を最後まで引き付ける

演技ができること、まさに神業でした。

パーフェクトな演技ももちろん素晴らしいですが、

こんなふうに決して最後まであきらめずに自分を出し切った１人のアスリートの姿。

記録よりも、私は世界中の子供たちにこんなアスリートの姿を見てほしいと

感じました。大人ももちろんです。ありがとうございました！

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羽生結弦は言い訳なの？アンチ多いが北京からファンになった私の理由！

追記：フリーでは、四回転アクセルに挑み、

国際スケート連盟の公認大会で史上初めて4回転半ジャンプとして

認定されました。

羽生選手が自嘲気味に言った「無駄な努力」ではなかったと、

多くの人が感じたことでしょう。

羽生選手のインタビューの様子は？言い訳してる？

2022年2月8日の昼過ぎに行われた男子ショートプログラムに登場した羽生選手。

いつもにもまして美しい立ち姿の羽生選手。

華麗に柔らかくすべりだし、冒頭の4回転サルコーへ。

羽生選手の体が、栄光に向かって羽ばたくかと思ったその瞬間、

本当に羽のようにフワッと軽く飛び上がり、クルッと一回転だけしました。

見ている方が、「はっ！」と息を飲むような、何があったのかわからないくらいの

出来事で、会場も一瞬凍り付くような雰囲気でした。

しかし、その後は美しく力強い演技を続け、

ミスなくすべてのジャンプを跳びきりました。

上位の選手が軒並み良い演技をして高得点を出していく中、

4回転サルコーで稼げたはずの役14点が0点になってしまった羽生選手は、

結果的には、95.15点という得点で8位。

もし４回転サルコーが成功していれば、

95.15＋14＝109.15と単純計算すれば、

正解最高得点を獲得したネイサン・チェン選手には及ばないものの、

鍵山選手の108.12を上回る記録となったはずなんです。

もちろん「たられば」は意味がないですが…、

他のジャンプが素晴らしかっただけに、冒頭のことが悪夢のようで、

何があったのか、踏み込みにミスがあったのか、

みんな羽生選手のショート後のインタビューにくぎ付けとなりました。

そこで羽生選手の口から語られた言葉は次のようなものでした。

「自分の穴じゃなくて他のスケーターの穴が存在していて、

ちょうど、こう、滑っているときに、穴があって、ガコッとはまっちゃって、

ああ、いったな、と思って、とびにはいっているんですけど、

頭が防衛してしまいましたね、体のことを。」

緊張のためか、顔色が悪く、滑り終えた直後で、

本来ならばほんのり上気しているはずの頬も、どこかくすんで見えました。

極度の興奮と絶望による緊張状態だったのだと思います。

身ぶり手振りをして穴に靴がはまってしまった様子を早口で話す羽生選手は、

確かに自分でいうとおり、「フワフワしている」様子でした。

混乱した頭を必死に立て直そうとしていたのでしょうか。

そして、うまくいかなかったことを分析して話をしていたのですが、

その中で語られた、

「ほかの人の作った穴にはまって…。」

という言葉が、

「言い訳をしているみたい。」

と、羽生選手をよく思わない方、またはアンチの方がネット上で

かなり羽生選手への批判を集めてしまったようでした。

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羽生選手のインタビューをよく思わない方、アンチの方の意見

一部の、この発言をよく思わない方のコメントを紹介します。

インタビューの様子は、確かに、必死に、なぜダメだったのかを考えて

ショックな気持ちも隠さず言葉にしている感じがしましたね。

「嫌われちゃったかな…。」

と、氷を擬人化して、めったにない不運を悔しく思っていることを素直に表現していました。

すこしでも刺激を与えたら今にも泣きだしそうな様子に胸が痛みました。

確かに、謝る必要など少しもありませんが、

「引っかかって跳べませんでした。残念です。応援してくださったみなさんにも申し訳ない…。」

というようなことを言っておけば、

日本の優秀な解説者たちが、

「このミスは、おそらく氷に穴があって力がまったくはいらなかった状態でしょう。」

「めったにおこらない不運なことですよ。」

と、すぐさま原因究明をして、同情のみがあつまったかもしれません。

でも、羽生選手は、自分の言葉で、自分が今思っていること、感じていることを率直に

素直に、「フワフワしながらも」一生懸命に話したんです。

できるかぎりの準備もして、調子も良く、パーフェクトだったと思っているのに、

自分を否定するようなことは絶対にいうべきではない！

思ってもいないすみません、という言葉により、まだあるチャンスをつかむための

プライドは、絶対にすてられない！

そんな強い意志の力私は羽生選手の不器用なインタビューから感じました。

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羽生選手を擁護する声

一方で、羽生選手を擁護する声もたくさんたくさんあります「！

ソチオリンピック、ショートプログラムで実力を出せなかった浅田真央さん。

フリーの演技は、世界中の感動の涙をさそいました。

私も、最後にポーズを決めながら嗚咽する真央さんの姿が目に焼き付いています。

ソチオリンピックは2014年。

この時からもう7年以上の歳月が過ぎているんですね。

真央さんと羽生選手は別の人間ですし、状況も似ているようでまったく同じでは

ありませんので、真央ちゃんのように…とは言えませんが、

どうか、フリーの演技、羽生選手がメダルのことなど気にせずに、

ボロボロになりながらもここまでスケートを続けてきたことをよかったと

思えるような挑戦をしてほしいと願わずにはいられません。

それにしても、

浅田真央ちゃんと羽生選手、かわいかったです。

羽生結弦は言い訳なの？アンチ多いが北京からファンになった私の理由！

私はこのインタビューを見て、ファン、と言っていいかわかりませんが、

羽生選手が好きになりました。

言い方は悪いかもしれませんが、

「泥臭い」ともいえるような羽生選手の姿。

スマートでない姿を世界中にさらして、それでも前にすすみたいという

「決意表明」をしていると感じたのです。

それが私が羽生選手のファンになった理由です。

冒頭の失敗のショックがありながら、

力強く残りのジャンプをすべてとびきって、優雅に滑り終えた羽生選手、

素晴らしいとしか言いようがないと思います。

そして、そのショックな思いを隠そうとしない、

決して格好良くスマートとはいえないあのインタビューを見て、

「羽生選手、泥くさくていいな！」

と感じてしまいました。

「言い訳している。」

と言われる理由の主なものが、

「他の人の作った穴だった」とかなり強く主張していたからのようです。

確かに、世界中にファンが多い、おそらくもっとも有名な日本人のベスト５には入るであろう

羽生選手の言うことであれば、

「では、羽生選手の前を滑走して穴を作った人はだれだったの？」

「製氷した技術者の怠慢？」

などという疑問がわかないとは言えない状態ではあります。

（実際、ロシアの選手が一部ファンに名指しをされて、インスタのアカウント閉鎖までおいこまれているようです。）

正直、アンチでもファンでもなかった私がきいても、言葉づらだけとりあげると、

言い訳がましく聞こえなくもないです。

だけど、その言葉は、

日々一秒たりとも気を抜くことなく気が遠くなるほど長い間努力を重ねてきた

１人のアスリートが、

渾身のパフォーマンスを終えた直後、ショックで頭もよく回らない状態で

しぼりだすように言った言葉だということを忘れてはならないと思うのです。

率直に言わせてもらえば、私も、インタビューの様子が、

「かっこよかったか。」

と問われれば、

「かっこよくない。」

と答えます。

いくつかのインタビューを見ても、

「言わなくてもいいことまで洩れちゃっている…。」

といった印象が正直強いです。

それでも、その言葉は「言い訳」ではなくて、

不運に全力で抗おうとする言葉、自分の努力は間違っていない！絶対にあきらめない！

と宣言している言葉に私には聞こえました。

「氷にきらわれちゃったかな…。」

と言いながらも、すごくコンディションもいいし、リンクとの相性も良い、

フリーに向けて頑張りたい！

と自分を奮い立たせている姿は、さすが世界王者だと感じました。

実際、なぜうまくいかなかったことを素早く分析し、

気持ちの整理をつけることは、まだフリーが残っている今、

もっともやらなければならないことだと思います。

運が悪かったけれど、その原因をつきとめ、

自分の滑り自体は悪くなかったと、自分を認めてあげることの方が、

卑下してただ落ち込むよりずっと勇気にいることだと思います。

もちろん、今までの努力が、諦めるなどという思想を微塵も入りこませないでしょうね。

凡人とはまったく違う思考回路だと思います。

数分前の目の前が暗くなるかのような絶望的な思いをふりはらい、

クアッドアクセル（4回転半ジャンプ）を入れた最強のフリーのプログラムにのぞむんだと、

不器用な笑顔を浮かべる様子。

本人だって、決してこの時の自分をかっこいいなんて思ってないでしょう。

うまくいっていないときのインタビューなんて、誰だってうけたくない。

それでも逃げ出さず、泣きそうな顔を世界中の人にさらしながら、

まだ負けていないと自分を奮いたたせようとしていた

羽生選手。

私はこの様子を多くの子供たちにも見てもらいたいと思いましたよ。

なりふり構わず、辛い気持ちもショックを受けた気持ちも、

隠さず堂々と人前でいる、ということが素晴らしい。

うまくいかなくてもあきらめない姿、

そして分析を続け、挑み続ける姿は、スマートに金を３つとって終わるよりも

ずっと重要なことを教えてくれるのではないでしょうか。

いいことばっかりじゃない、努力してもだめなこともある、

それでも前にすすもう、とする姿は、きっと子供たちの良いお手本になって

くれると思います。

メダルの色は、アスリート本人たちがそれを目指して頑張ることは素晴らしいけれど、

一般人の私たちが、騒ぎ立てることなく、

もっと選手たちの成長の様子を応援するようにしたいと思います。

私も今まで、メダルをとって選手が喜ぶ姿をみたい、一緒になって喜びたいと

いう思いが強く、五輪をお祭り騒ぎとして楽しむだけだったのですが、

今回の北京オリンピックでは、さまざまなことを考えさせられています。

 

 

羽生結弦は言い訳なの？アンチ多いが北京からファンになった私の理由！まとめ

フィギュア男子のフリーは、明日10日です。

羽生選手は、13時14分に登場予定です。（2022.2.9現在の予定）

今はおそらく前だけを見据えて明日に向けて準備をしているであろう羽生選手。

人気者だけに、ファンもアンチも膨大な数がいると思われますが、

今まで頑張ってきた成果を出して、やりきったという笑顔を見たい、という思いは、

誰しもが持っていると思います。

テレビでも、メダルを取った選手だけをテレビのインタビューなどによんだりして

もてはやしていますが、選手ではない私たちが、

メダルにこだわりすることをやめて、選手自身の成長の過程を見させてもらうことを

楽しみにすべきなのかもしれません。

羽生選手のパフォーマンスは、様々なことを考えさせてくれました。

明日、思い切って滑ってほしいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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