野球

大阪桐蔭野球部なぜ強い?つまらないほど一途に日本一を目指す集団です!

大阪桐蔭がこの夏も強すぎます!なせあんなに強い?

強すぎてつまらない~という声もあがるほどのチームの強さはどうやって作られるの?

どうせ全国から有望な選手を集めてるから強いんでしょ?

という意見もありますが、それだけで勝てるはずがない高校野球。

だって、侍ジャパンU15に参加していたとしても、

その後の成績がかんばしくない、

野球をやってもいない、という子はいくらでもいるんです。

大阪桐蔭の選手はどうして強くあり続けられるの?

そして大阪桐蔭の子たちはどうしてその後もプロで活躍ができるの?

同じ高校球児を持つ親として、大阪桐蔭とほかのチームは何が違うのか、

一度は考えるべき避けては通れない疑問に向き合ってみたいと思います。

大阪桐蔭野球部なぜ強い?いつから強いの?

2022.8.18追記

大阪桐蔭、2022年の夏は準々決勝で下関国際に敗れました。

試合の後、最強ゆえに見ることがなかった桐蔭選手たちの泣き顔を見て

彼らもまたみんなと同じ高校生であり、その高校生が並外れた努力をしてきて

最強になっていただけであることを思わずにいられませんでした。

球場全体が逆転を期待する異様なムードの中戦い続けた選手たち。

本当にお疲れさまでした、ありがとうございました、といいたいです。

 

大阪桐蔭野球部いつから強い?

大阪桐蔭高校は大阪の私立の高校で、1983年に創設されました。

野球部は1988年に創部され、今年の部員は64人。

わずか30年あまりの間に、

春13回、夏12回、甲子園に出場!

そのうち春は4回、夏は5回優勝しています。

かつては、清原や桑田を擁したPL学園が大阪一強でしたが、

2009年の甲子園出場を最後に、

暴力事件の発覚によりPL学園野球部は廃部に。

大阪桐蔭は、2002年の夏にはじめて夏の甲子園に出場を果たして以降、

PL学園といれかわるかのように大阪を代表する強豪チームとして

甲子園の常連校となっていきました。

私が子供のころ、阪神タイガースが弱くて、

PLより弱い😭

と言われていましたが、今や調子の悪いチームは

こんな感じで大阪桐蔭と比べられちゃうようですね(笑)

大阪桐蔭野球部はなぜ強い?

にゃんこ
にゃんこ
今年も憎らしいくらい強いねえ…。なんか相手チームかわいそうだしつまらない…
さぶ
さぶ
そんなん仕方ないだろ。桐蔭の選手だってアピールしなきゃ次使ってもらえるかわかんないし。プロのスカウトだって見に来ているしさ!第一全力でやんなきゃ相手チームに失礼だろ!
にゃんこ
にゃんこ
しつれいしました…

確かに、ショートの選手が失策気味のプレーをしたらすぐさま交代になっていましたよね。

次の試合もスタメンではなかったです。

スーパーサブ、といわれるどのポジションでもできる選手をはじめから起用するつもり

だったのかもしれませんが、常に最高のプレーを求められているのでしょう。

あまりにも強すぎるので、別の世界の人を見ているようですが、

大阪桐蔭のみなさんも、高校生の子供ですよ。

こんなレベチなピッチャーが二年生にいたって、高校生たちなんです…。

1試合2本塁打しちゃうイケメンキャッチャーがいたって…高校生たちなんです…。

勝って当然と言われる高校生達のプレッシャーがいかほどなものか。

その中で実際に1つの取りこぼしもなく勝ち進んでいける、

その強さはどこからくるのか、大阪桐蔭というチームがなぜこんなに強いのかを

いろいろな記事を読み、私なりに考えてみました。

①スカウト

②練習量

③指導者

④生活

この4点から考えてみたいと思います。

大阪桐蔭野球部なぜ強い?つまらないほど一途に日本一を目指す集団です!

①スカウト制での入学

強豪校では部員が100人を超えることも珍しくありません。

部費を集める、という経済的なことがあるかもしれませんし、

公立なので基本的に希望する生徒全員に門戸を開いている、

というところもあるかもしれません。

大阪桐蔭の部員は今年64人。

毎年、一学年20人前後しかとりません。

まさに少数精鋭です。

その20人はすべて中学から硬式野球チームに所属し、

スカウトやセレクションで選ばれた選手たちです。

千葉から桐蔭に行ってるセンターの海老根選手も、京葉ボーイズ出身で、

侍ジャパンのU15に選出されていますね!

とはいえ、今年の選手をみるかぎり、別に、中学のころから名前が売れている、

よりすぐりのスーパースターたちを

余裕で集めてきている、という感じには見えないです。

むしろ、

にゃんこ
にゃんこ
関西方面の選手がおおいよね…いわれているほど全国からかき集めている感じしないじゃん…逆にそこまで思ったほど超有名シニアやボーイズチームからばっかりとっているわけじゃないんだな…

球歴ドットコム参照

すみません。私の見方が素人すぎるのかもしれませんが、

調べてみるまでは、桐蔭にいく選手なんてほとんどU-15の選手なんでしょ~

と勝手に思っていたのですが違ったものですから。

エースの川原選手も星子主将も全国大会で優勝しているわけでも、

侍ジャパンU15のメンバーに選ばれているわけではありません。

中学生ならだれでも名前を知っているスーパースターだった、とまでは言えないのかなと。

カル・リプケンワールドシリーズ(12歳以下の少年野球チームによる世界大会)」に出場

していたり、侍ジャパンじゃない大会の日本代表に選ばれたりしている選手もいるので、

やっぱりスターには違いありませんが。

かつて、巨人の中田選手や中日の根尾選手を口説き落としたのも、

西谷監督みずから何度も何度も通い詰めた結果だという話もあります。

西谷監督のインタビューでも、そこまでしても来てもらえないことも多いそうです。

でも、確かに、もし自分が親なら、

二つ返事で大阪桐蔭にわが息子を通わせたいと思わないかも。

どこのチームでも、メンバー入りをし、さらには試合にでて活躍をしなければ、

プロの目に留まることはないからです。

甲子園は桐蔭よりは可能性が低くても、

スタメンででられそうなチームで、卒業後は名のある大学で野球をしたい

という選択をする選手も多いでしょう。

大阪桐蔭という最強の名前がスカウト活動の邪魔をすることもあると思われます。

 

②練習量は多い?少ない?

近年、国学院久我山のように、練習時間を長くとらずに、考えることで練習の質を

上げて強豪校に対抗できる練習とする、というチームも多いです。

國學院久我山野球部偏差値高い?イチローが好きな考える野球の意味

この名言をこちらの記事で読めます

にゃんこ
にゃんこ
なんのための練習か、どんな選手になりたいのか、その意図を持つだけで、練習の短さはハンデではなくなる

大阪桐蔭はというと、

こちらは昔ながらの練習量の多いチームですね!

やみくもに長い時間練習すれば結果が出るか、と言われれば決してそうではないと思います。

それでも、苦しい試合展開になったときに、やはり選手たちの気持ちをささえるのは、

あれだけの練習を、自分たちは積み重ねてきたんだ、

という自分自身への信頼だと思います。

地方大会で勝ちきれないチームによくあることです。

勝利の女神がすぐそばにいるのに、ふとした瞬間に、

やはりこの練習では強豪校に勝てないのでは、

という思いが頭をかすめてしまう。

ほんの少しの疑いが、恐ろしいほど自分たちの足をひっぱってしまう。

一方、強豪校は、負けていても、練習量に裏打ちされた自信がもちまえの技術を呼び起こし、

終わってみれば大差で勝ちをものにしている…。

「あの強豪校と、7回までは接戦だったんだから、すごいよ…。」

そうなぐさめあうでしょう。

でも実は、その少しの差とは、とてつもなくうめることが困難な差であり、

圧倒的な練習量などの野球の神様への献身からのみ生まれるものではないでしょうか。

その献身を、大阪桐蔭では寮生活にも要求されています。

野球部員は全員寮生活が基本。

携帯電話は禁止。

(いろいろな記事を見ると、大阪桐蔭は携帯電話禁止とあるのですが、

インスタのアカウントはあるみたい💛

よく野球部員は引退とともにインスタ開設するんですけれど、

もしかして桐蔭のみなさんも??????)

お菓子も、週に○○円までと学年ごとに決められ、

コンビニやスーパーに行くのも〇カ月に1回まで、など、

生活のことは厳しく定められているようです。

上下関係はありますが

西谷監督になってから、後輩が先輩の洗濯や掃除をしたり

することはなく、自分のことは自分でする、片付けも全員でする、

という指導がなされています。

その分、1年生もきちんと自分の練習時間を確保できているのですね。

グラウンドは、学校に併設されておらず、

母体である大阪産業大学の敷地内にあるグランドを使用します。

山の中にあるので、そう簡単に近づける場所ではないとのこと。

選手はバスに乗ってグラウンドまでいき、一年生の時はトレーニングで走っていくことも。

設備自体は、室内練習場や照明など、広く、素晴らしい設備が完備されているそうです。

また、寮もグラウンドのそばにあるそうです。

寮にもトリカゴやウエイトのできる機械があるそうですよ。

練習環境としては素晴らしいですけれど、

もう野球しかすることがない感じですね。気の散る余地がない。

引退時に浦島太郎みたいになりそうです。

③指導者

西谷監督が今の大阪桐蔭を作り上げたといってもいいですね。

甲子園出場は、最初の一回をのぞき西谷監督のもとで出場しています。

先に、有望な選手をスカウトしてくるということはありますが、

その選手たちを、しっかり育てているということだと思います。

2022年夏の甲子園に出ているメンバーは、16人が3年生、2年生2人です。

今の大阪桐蔭が、強すぎてつまらない、最強すぎる、と言われるのであれば、

そうなるようにしっかりと育てて、3年生で最高の花を咲かせているということでしょう。

西谷監督は、関西大学に一浪して一般受験で入学しています。

この、自分もきちんと勉強している、というところが強いですよね。

勉強する、ということは、

計画をたて、やってみて、その結果をチェックし、改善計画をたててまたやってみる、

という繰り返しをする力がつくことだと思います。

今回の1回戦でも旭川に先制されたチーム状態を速攻で修正してきました。

今までの試合でも、初戦はてこずりその後手が付けられない、という印象があるので、

誰でも緊張する初戦を直ちに修正する能力は、

普段から常にこのサイクルを回しているからこそだと感じました。

西谷監督は、大学でも硬式野球部に入り、控えのキャッチャーながら、主将を務めました。

100人もいる大所帯の野球部をまとめ上げた経験が、

その後の監督業にも生きてると思われます。

そして監督は元気いっぱいだと思います。

勝って当然の大阪桐蔭というチームをひきいて、グラウンドにずっといるらしい、

という投稿もあります。

社会科の教諭でもあるり、普通に授業をしている、という投稿もあります。

スカウト担当の教諭は別にいると思いますが、必要とあれば中学生のもとにも通う。

マスコミの対応もする。寮での選手たちの生活にも気を配る。

そして、その育て上げた選手たちの進路もしっかりと調べる。

この大学に行けば、このポジションが手薄になっているから

すぐに試合に出れそうだ、というように、選手にとって最適な進路を考え抜くのです。

とにかく精力的で、元気とやる気にあふれた監督だと感じます。

ちなみに、息子を強豪校に通わせているお母さんたちと話す機会が多いのですが、

口をそろえて、

監督が異常に元気

といいます。

選手より元気。選手より強そう。選手より遊びたがる。

というお母さんも。

一流の人の生活を間近で見れることもまた、強豪校で野球をやる醍醐味かもしれません。

西谷浩一監督 1969年生まれ

高校は名門、報徳学園でキャッチャーをつとめる。

一浪して一般入試で関西大学に入学。

1993年、大阪桐蔭に赴任。1998年監督就任

一度コーチに退き、2002年ふたたび監督に。

2004年初の選抜出場となるが暴力事件の報告が遅れたため自身は自粛、という

監督としての道のりは決して平たんではないです。

④生活

監督が選手たちに求めるものは、常に、「日本一。」

毎日10回は日本一という言葉を使う、とのことです。

これは日本一になれる練習なのか、ということから、

この掃除の仕方で日本一になれるのか、ということまで。

わたしは、まさにこれだと感じました。

甲子園に出ることが目標ではない。

日本一になることが常に目標のチーム。

日本一の環境を日々自分たちで作り上げ、日本一になれる人間がどう動くのかを

常に考えているという記事に、すべての答えはこれだと感じました。

最初は、超のつくスターではない15歳の子が、

頭の中にはっきりと、日本一になる自分を思い描き、大阪桐蔭という学校を選択する。

そのスタートの時点で、大きく他の強豪校との差がでるのではないでしょうか。

日本一をめざし、日本一になるために一番いい環境を自ら選び取って、

スマホもコンビニも彼女も?あきらめて、温かい親の世話も捨て、

名のある大学も捨て、ひたすら、日本一厳しい中で日本一の仲間と競い合い

日本一のチームをつくりあげ日本一を勝ち取るんだ、と、

その意思が常に明白である。

日本一のためにすべてをささげる、というその選手たちの覚悟と

その熱意にこたえる指導があるからこそ、大阪桐蔭は日本一になるのだと感じました。

鍛え抜かれた大阪桐蔭の選手たちも、そして監督やコーチたちも、

才能のあるよくできる機械の寄せ集めではない。

大きな夢を描いて日本一になりたいとひたすら努力することのできる

素晴らしい人間性を兼ね備えた人たちの集まりであると感じました。

ちょっと精神論みたいになっちゃいましたが、結局はこれじゃないかな、と感じます。

高校野球をやっていると、U15の選手って、結構身近にいるもんです。

友達の友達の息子、くらいの距離で(笑)

そのみんなが輝かしい成績を残しているかと言ったら、そうでないことがほとんど。

子供たちの人生にもさまざまな道があります。

坊主にならなくていいチーム、大学もついているチーム、

楽しんで野球ができるチーム、

という選択もその子が望むならそれが正解。

中学の時のスーパースターが、野球で、甲子園で、輝き続けるかは、

そこに、輝きたいんだという明白な意思がそこにあってこそだと

思わずにはいられないからです。

以上、やきもちをやいてしまいそうな強さの大阪桐蔭の強さの秘密を理解したくて

4つの理由かんがえてみました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。